女性がプレゼントの箱を抱えている
ミニマム

フリマアプリを使ってモノを減らしたみた

引き出しを開けたときに、シールに文字を印字できるラベルプリンターをみつけて、最近は使ってないなーと思いながらまじまじと眺めた。

まだ動くし、見た目もきれいで、また使うかもしれないから捨てるにはもったいないという、捨てられない人あるあるな言葉が浮かぶ。

そして何気なくフリマアプリでその製品を検索してみた。

えっ。この価格で売れているの?という予想より高い値段で取り引きされていた。

値段そのものにも驚いたが、需要があることにもっと驚いた。

私にとっては、ひきだしで眠っているだけになってしまった品を使ってみたいと思ってる人がいるのだ。

次にいつ使うのかわからないくらいなら、欲しい人に使って欲しい。

そう思って試しに売りに出してみたところ、すぐに売れた。

売れたことが嬉しくて、たくさん使ってもらえるといいねとラベルプリンターに思いを伝えながら、その品物を送り出す。

購入した人からすれば、前の主の思いが強すぎてはなはだ迷惑なくらいだ。

そこで気づいたのは、まだ必要だと思い込んでいただけで、本当は“もったいない“という理由で家に置いたままになっていたことだ。

実際に手放した後も使いたいという場面に遭遇することはなかったし、手放したことによる後悔もない。

それに気づいてからは、“もったいない“という理由で家に眠っているモノを、今必要としている人に使って欲しいと思うようになった。

さらに、それがいくらかのお金に変わるなら、そのお金で今の自分に必要なモノを買ったほうがいいという考えに変わった。

この経験をしてからは、あまり使ってないなーと思うモノを見つける度に出品するようにしている。

最近に至っては、ひきだしを開ける度に、出品できる品はないものかと探してしまうしまつ。

それは、それでなにかの中毒にかかっている気もするが。。。

そんな事はよいとして、フリマアプリを利用したことで、手元に置いておきたいモノの厳選基準がより厳しくなったのはよかった。

これで、きっと私の持ちものも減るはず。きっと。