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ミニマム

【ミニマリストになりたい】必要なモノだけに囲まれた生活に憧れて

便利なアイテムを使った収納法をテレビの特集で見ては参考にしたり、インテリア雑誌を見てはこんな部屋に住みたいと憧れたりしている。けれど、いつも行き着く結論は、モノを減らさねばということ。

3年ほど前の引越しを機に、本格的に必要なモノだけに囲まれた暮らしをしたいと、持ちモノの絞り込みを開始。数が少なく手をつけやすいCD、DVDから整理をスタートした。

レコード

音楽はiTunes Storeで購入することが多くなったため、CDとして家に置いてあるのは古いものが多い。ディスクとして残しておく必要性を感じないものは、パソコンに取り込み中古に出した。

引き出しが一つ空いて、たった一箇所でもスペースが空くと達成感があり、片付けのモチベーションも上がる。

次に取り掛かったのが本と雑誌。新しい本を買うことも多いため増減が激しい場所だ。

積み重ねた本

読み終わって、置いておく必要がないものは紙袋に入れて、ある程度まとまったら古本に出してしまう。

読後、手元に置いておきたくて本棚に戻したものでも、時間が経つと今の自分には必要ないと感じることがあるので、古本を出しに行く前には、再度本棚を見直すようにしている。

そして、いま一番力を入れているのが洋服だ。洋服は大好きなので数が多く、絞り込みに時間がかかると見込んでいる。

真っ先に手放す候補に上がるのは、長いこと着てくたびれてきた衣類。もったいないという気持ちが強く、手放すタイミングも悩ましいが、自分が着ていて気分が上がらなくなってきたら手放すようにしている。

次の候補は、まだ着れるが流行のものではない衣類。手放すときの判断基準は洋服を手に持ってみたときに、その服を着ている自分の姿や出かける場所が想像できなかったら手放すようにしている。この判断基準は新しい洋服を買うときにも使えるのでおすすめ。

3年間かけてゆっくりとモノの絞り込みを続けていると自分の中に変化が感じられるようになった。

モノを手放すときの判断基準が洗練されて、必要・必要ではないの結論を出すのが早くなった。

自分の理想とする必要なモノだけに囲まれた生活にはほど遠いけど、続けていれば自分にとって必要なものが明確になってくることも分かったので、諦めずに続けたい。